2005-01-01から1年間の記事一覧

・Dirty Projectors / The Getty Address (2005, Western Vinyl) G. Scott HerrenやNobodyが今最もコラボしたいと公言する、アメリカ西海岸を中心に活動するDave Longstrethの実験的ポップ・プロジェクトDirty Projectorsの3枚目となるアルバム。 現在発売中…

・Floyd The Locsmif / Divine Dezignz #1.2 : Re-Discovered (2005, In The Loop/High Wire Music) Cee-LoやO.C.、J-Liveなどのプロデュースで知られるプロデューサー、Floyd The LocsmifのCDとしては初のフルアルバム。 本作はアトランタをベースに活動す…

・The Primeridian / Da All Nighta (2005, All Natural) メジャーからアングラまで最近熱すぎるシカゴから、またもや彗星のごとく現れた期待の新人The Primeridianのデビュー・アルバム。 本作の主役The PrimeridianはJaime RoundtreeとSimeon Viltzからな…

・Eric Roberson / Appetizer (2005, Blue Erro Soul) 昨今の男性ソウル・シンガー/ソングライターの中でも随一のトラックメイキング・センスを誇るといってもいい、ネオ・フィリーの貴公子Eric Robersonの待望の新作オリジナルアルバム。 今年、新曲を追加…

・Induce / Cycle (2005, Wonder Sound) Botanica Del JibaroやCounterflow周辺の作品で度々顔を出していたトラックメイカー、Induceの記念すべき初ソロ・アルバム。 Five Deezを輩出したことで知られる、マイアミ・ヒップホップ・シーンの火付け役Counterfl…

HipHopの車窓から

・Lawless Element / Soundvision : In Stereo (2005, Babygrande) MC/プロデューサーであるKavi‘Magnif’Tapsicoとその従兄弟であるMC=Alfred‘Griot’Austinによるデトロイトのヒップホップ・デュオ、Lawless Elementsのデビュー・アルバム。 最近ソウル色強…

HipHopの車窓から

・Kev Brown / I Do What I Do (2005, Up Above) Jazzy Jeff率いるA Touch of Jazzクルーの中でも、随一のソウルフルなプロダクションを見せる、メリーランドはランドヴァー出身Kevin BrownことKev Brownのデビュー・アルバム。 ようやく待ちに待ったアルバ…

Breakbeatsの車窓から

・Nickodemus / Endangered Species (2005, Wonderwheel) 盟友Marianと共にハドソン川のほとりで行っているクロスオーバーなDJパーティー、Turntables On The Hudsonを主宰するNickodemusのデビュー・フル・アルバム。 “Turntable On The Hudson”というイベ…

HipHopの車窓から

・Ohmega Watts / The Find (2005, Ubiquity) それぞれのメンバーのソロ作品が好評を博し、今やスーパー・ヒップホップ・グループといっても過言でない、ポートランドをベースにするLightheadedのOhmega Wattsの初ソロ・フル・アルバム。 昨年から今年にかけ…

Nu Jazzの車窓から

・Piano Overlord / The Singles Collection (2005, Money Studies) 今年発売されたPrefuse 73のアルバム『Surrounded By Silence』でも披露していた、Guillermo Scott Herrenの最新ニュージャズ・プロジェクトPiano Overlordのフル・アルバム。 今や自他共…

Nu Soul/Rockの車窓から

・Benny Sings / Champagne People (2005, Sonar Kollektiv) ヒップホップビートの中にソウルやジャズ、ロックなどを消化した独自のポップ・サウンドを奏でる、異色のオランダ人シンガーソングライターBenny SingsがオランダのDox Records、Kindred Spirits…

Soulの車窓から

・Alice Russell / My Favourite Letters (2005, Tru-Thoughts) 昨年ソロ・アルバム・デビュー・果たした、Lonnie Liston SmithやFemi Kuti、De La Soulのサポート、Roy Ayersとの共演経験なんかもしてきた、Bah Sambaのメイン・ヴォーカリストであり、いま…

Neo Soulの車窓から

・Sy Smith / The Syberspace Social (2005, Psyko) ソングライティングからアレンジ、プロデュースまで全てをこなす、ワシントン出身LA在住の稀有のニュー・ソウル・シンガーSy Smithのデビュー・フル・アルバム。 耳の早いソウル/R&Bファンならば彼女のア…

Rockの車窓から

・Ancient Greeks / Departure Suite (2005, & Records) フリージャズ・バンドで活躍していたNathaniel Braddock(ギター、ピアノ)とサックス奏者であったChris Warland(ボーカル)を中心とする、シカゴの新鋭マス・ロック・バンド=Ancient Greeksの2ndア…

ひさびさです

またまたパソコンの調子が悪く、今度は一ヶ月も更新停滞してしまうことになってしまいました。。前回と同じ状態でまだ完璧直ってるわけではないですが、また今日から更新していきたいと思います。あー新しいパソコン欲しい。。

Jazzの車窓から

・Alverto Favero / Suite Trane (1968, Trova) (2005, Whatmusic) アルゼンチン人ピアニストAlverto Faveroが1967年のJohn Coltrane没後、彼へ捧げるために制作した作品にボーナス・トラックを追加した世界初CD化アルバム。 またまた素晴らしい作品が再発さ…

SSWの車窓から

・Jose Gonzalez / Veneer (2005, Peacefrog) スウェーデン育ちのアルゼンチン人シンガー・ソングライターJose Gonzalez(ホセ・ゴンザレス)のデビューアルバム。 情報があまりにも少なかったので詳しい略歴は不明ですが、Jose Gonzalezはアルゼンチン人の…

HipHopの車窓から

・Tahiti / Birth of Whack (2005, Whack Closer) Strange Fruit Project『Soul Travelin'』にも参加いていた、テキサスはダラス出身のMC=Tahitiのソロ・ミニ・アルバム。 最近発売されたIllmindとのコラボ・アルバム『The Art of Onemind』を出したばかり…

Brazilian/Jazzの車窓から

・Ed Motta / Aystelum (2005, Trama) Whatmusicに吹き込んだソウルジャズ作品で知られ、クラブジャズ・ファンにも人気のブラジリアン・シンガー/アーティストEd mottaのニューアルバム。 71年にリオデジャネイロに生まれたEd MottaはあのTim Maiaの甥っ子で…

Breakbeatsの車窓から

・Koushik / Be With (2005, Stones Throw) 2001年にひそかに出されたEPで衝撃のデビューを飾った、カナダはバーリントン在住のStones Throwが誇るサイケデリック・ヒップホップ・アーティストKoushik GhoshことKoushikの、誰もが待ち焦がれた記念すべきデビ…

Jazz/Soulの車窓から

・Eugene McDaniels / Headless Heroes of The Apocalypse (1971, Atlantic) トライブコールドクエストを始めとする様々なヒップホップ・アーティストがこぞってサンプルソースとして用いたことで有名な、フリーソウル・ファンにとっては欠かせない存在であ…

Jazzの車窓から

・Dave Mackay & Vicky Hamilton / Dave Mackay & Vicky Hamilton (1969, Impulse!) (2005, Celeste) ピアニスト/作曲家であるDave Mackayとシンガー/作詞家であるVicky Hamiltonが1969年に録音したファーストアルバムで、インパルスに残した一作目の再発盤。…

HipHopの車窓から

・S.E.V.A. / S.E.V.A. (2005, Mush) 以前にも紹介した、Aceyalone『A Book of Human Language』のプロデューサーであるMumblesことMatthew Fowlerと、Gone BeyondことDahvin Bugasによるインスト・ヒップホップ・デュオS.E.V.A.のデビューアルバム。 徐々に…

Brazilianの車窓から

・Airto Moreira / Natural Feelings (1970, Skye) 数多くのジャズ・ミュージシャンのアルバムに参加し、最近ではGBのアルバムに顔を出したりとクラブ・ミュージック・アーティストからも敬愛される、今だ現役のブラジリアン・パーカッショニストAirto Morei…

Jazzの車窓から

・Francisco Mora Catlett / World Trade Music (1999, Planet E/Community Projects) 90年代の名作=Carl CraigことInnerzone Orchestraのアルバム『Programmed』に参加し、最近ではKindred SpiritsのSun Raトリビュート盤『Sun Ra Dedication』への曲提供…

Soul/Brazilianの車窓から

・Jiva / Sun & Moon (2005, Giant Step) 2000年に発表されたシングル「Stars」が瞬く間にRainer Truby、Nik Weston、Frankie Valentineなどといった著名なDJ/アーティストたちのフェイバリット・ソングとなった、アトランタを拠点にするブラジリアン・ソウ…

Breakbeatsの車窓から

・Prefuse 73 / Reads The Books E.P. (2005, Warp) 今年リリースされたPrefuse 73のアルバム『Sourrounded By Silence』でもゲストとしてフューチャーしていた、ドイツのTomlabが誇るフォークトロニカ・デュオThe Booksと自身のコラボレーションEP。 本作は…

追記

明日から更新と書きましたが中断期間のことだけでは寂しいので、最近よく聴いている自作コンピのトラックリスト=いわゆるプレイリストってやつを記載したいと思います。テーマは「清・涼・朗の夏」。ちなみに横の写真はSavath + Savalas『Folk Songs For Tr…

どうも、お久しぶりです。

更新が止まってからいつのまにか早一ヶ月が経ってしまいました。理由を述べるとすごく長くなってしまうので簡単な言い訳をしますと、マイPCに不具合が生じこの更新中断の期間中は元のパソコン環境に戻すためにいろいろと試行錯誤していました。まだ完璧に直…

Latin Jazzの車窓から

・Sabu Martinez / Jazz Espagnole (1961, Alegre) 名実共に誰もが認める名ジャズ・パーカッション奏者、Sabu Martinezが1961年に発表したラテンジャズ史上に残る大名盤。 最近のジメジメした空気を吹き飛ばしたいということで最近またよく聴いている一枚。…