2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Acid Jazzの車窓から

・Omar / Best By Far (2000, Naive) 90年代初頭に突如シーンに現れたOmarの通算5枚目のアルバム。リリースはMadonna「Music」のプロデュースを手掛けたことで一躍脚光を浴びることとなった、Mirwaisが所属するフランスのNaiveから。2000年作。 OmarはTalkin'…

Hip Soulの車窓から

・Aloe Blacc / Want Me 12' (2005, Stones Throw) Sound In ColorからリリースするDJ Exileとのヒップホップ/ソウル・ユニットEmanonのデビュー・アルバムも待ち遠しい、Aloe Blaccのニューシングル。リリースは今年も良盤が充実しそうなStones Throwから。…

Brazilianの車窓から

・Isabelle Audret / La Chanson D'orphee (1971, Disques Meys) (2001, L'Arome) 24歳のときに出した「Un Premier Amour」でEurovision Contestに入賞したことをきっかけに成功の道を歩んでいった、フレンチ・ブラジリアン・シンガーIsabelle Aubret(イザベ…

プロフィール

更新しました。あまり思い浮かばなかったので何の面白みもないです。メールアドレスをアップしたので何かございましたらそちらからもどうぞ。

Neo Soulの車窓から

・Van Hunt / Van Hunt (2004, Capital) Rahsaan Patterson『Love In Stereo』(99)、『After Hours』(04)に楽曲提供し、Joi『Star Kitty's Revenge』ベースで参加していたシンガーソングライターVan Huntのデビュー・フル・アルバム。 歌/演奏だけでなく作曲…

Nu Jazzの車窓から

・Twinset / Mystical Soul (2003, Loop) 2003年度NZ Music Awardsのベスト・ジャズ・アルバムにノミネートされた、ニュージーランドのニュー・ジャズ・トリオTwinsetの通算4枚目となるアルバム。昨年ニューアルバム『Lifestyle』がリリースされましたが、本…

Post Jazzの車窓から

・Jeff Parker / The Relative (2005, Thrill Jockey) シカゴ音響派の重鎮Tortoiseはもちろん、Chicago Underground Quartet/TrioとIsotope 217でも中心メンバーとして活動する、Jeff Parkerの通算2枚目となるソロアルバム。本作は、同バンドも所属するThril…

Brazilianの車窓から

・Agustin Pereyra Lucena / La Rana (1980, Treasure Trove Records) (2004, Celeste) ブラジリアン・ミュージックに多大な影響を受けた、アルゼンチンのジャズ・ギタリストAgustin Pereyra Lucenaが欧州滞在中にノルウェーで、カルテット編成にて録音・発…

Post Folkの車窓から

・The Memory Band / The Memory Band (2004, Hungry Hill) Badly Drawn Boy関連で仕事をし、The LeafからGorodisch名義としてもリリースしているStephen Cracknellを中心に、FridgeのAdem、Hot Chip、Polly Paulusmaが参加したプロジェクト的21世紀型フォー…

Breakbeatsの車窓から

・I Maniaci Dei Dischi / Hey Presto ! (2004, Temposphere) イタリアはミラノのTemposphereレーベルの音源を使った、福富幸宏監修のミックス&コンピCD『Temposphere Soundmark』に収録され、日本の音楽ファンにもひそかに話題となっていたイタリアの3DJ+…

Brazilianの車窓から

・Seu Jorge / Carolina (2002, Mr Bongo) 90年代末のブラジル・ポップ・シーンを賑わしたブラジリアン・ファンク・バンドFarofa CariocaのヴォーカリストSeu Jorgeの1stソロ作。まもなく2ndもリリースされるとのことで今日はこの一枚を。 この盤は2001年に…

G.Rinaの車窓から

・G.Rina / 漂流上手 (2005, Angel's Egg) はてなダイアリーを始めてから、なぜかたくさんのところでプッシュされていてすごい気になっていた、イギリス人の祖母・親戚は日本人とアメリカ人という家系に育ったG.Rinaの待望の2ndアルバム。 私がはてなダイア…

World/Loungeの車窓から

・Gecko Turner / Guapapasea (2004, Lovemonk) スペイン国内で、Break ReformやQuantic、Louis Vegaなどを配給している同国のレーベルLovemonkからのGecko Turnerのデビューアルバム。 ‘華やかしいデビュー作’‘燦然たるアルバム!’と、国内のメディアからは…

HipHopの車窓から

・Mumbles / A Book Of Human Beats (2004, Sound In Color) Freestyle FellowshipのAceyaloneの2ndアルバム『A Book Of Human Language』のプロダクションを手掛けた西海岸の新鋭プロデューサー、Mumblesの自身の名義で出した同アルバムのインスト盤。レコ…

Jazzの車窓から

・Black Renaissance / Body, Mind, and Spirit (1976, Baystate) (2002, Luv N' Haight) Gilles PetersonがSun Ra『Sleeping Beauty』、John Coltrane『A Love Supreme』と並んでオールタイム・フェイバリットに挙げる、Roy Ayersなどとの客演で知られるピ…

Jazz Funkの車窓から

・Leroy Vinnegar / The Kid (1974, ?) (2005, Q-Tape) ‘ザ・ウォーカー’という異名を持つ、ウォーキング・ベースのキングとして知られ、また歴史的名盤U.N.K.L.E.『Psyence Fiction』収録の「Unreal」の元ネタ「Reservation」が収録されている、Leroy Vinne…

Jazzの車窓から

・Freddie Roach / Mo' Greens Please (1963, Blue Note) かのJames Lavelleが主宰する“Mo'Wax”命名の由縁として知られる、オルガン奏者Freddie Roachのブルーノートからのデビュー作『Down To Earth』に続く2作目のリーダーアルバム『Mo' Greens Please』。…

Nu Soulの車窓から

・V.A. / Rewind ! 4 (2005, Ubiquity) 既発曲を含み、選ばれたアーティスト/プロデューサー/バンドが、ジャンル問わずにアンダーグラウンドからクラシックまで、彼らがインスパイアされたと同時にフェイバリットでもあるチューンをカバーした曲を集めた、誰…

HipHopの車窓から

・Nairobi's Rednose Distrikt / Kilio Cha Haki (A Cry For Justice) (2004, Up To You Too) すいません、久々にさぼってしまいました。といっても理由がありまして、重度の風邪にかかっていました。しかも賞味期限切れのサンドウィッチを食べてせいか、腹…

Nu Soulの車窓から

・Benny Sings / I Love You: Live At The Bimhuis (2005, Sonar Kollektiv) 2003年、Kindred Spiritsからリリースされた『Champagne People』が好評だったシンガー・ソングライターBenny Singsの2ndアルバム。 Benny Singsは、ヒップホップバンドのベーシス…

Soft Rockの車窓から

・V.A. / The Free Design Redesigned Vol.2 (2004, Light In The Attic) 60年代のソフト・ロック/ポップ・コーラス・グループThe Free Designの音源を、自他共に認める彼らの大ファンという異色のメンツのアーティストたちがリミックスしてしまっているシリ…

Punk Funkの車窓から

・McNeal & Niles / Thrust (1979, Tinkertoo) (2004, Chocolate Industries) コアなレア・グルーヴ・ファンに知られるオハイオのギタリスト、Wilbur Nilesが79年にMcNeal & Niles名義で吹き込んだ1stアルバムの再発盤。リリースは以外なChocolate Industrie…

Jazzの車窓から

・Bill Wells Octet / Bill Wells Octet (1993, Loathsome Reels) 欲しくてたまらなかったCDがようやく手に入りました!とても嬉しくて仕方がないその一枚は、スコットランド/グラスゴーの前衛ジャズ・シーンの簡略した歴史上で重要なグループとして称えられ…

音響/Jazzの車窓から

・Food / Last Supper (2004, Rune Grammofon) 1998 Molde International Jazz Festivalを契機に結成された、フリー・フォームなスタイルとウォーミングな器楽が売りの、ノルウェーのジャズ/エレクトロニカ・カルテットFoodの通算4枚目となるアルバム。 【【…

HipHopの車窓から

・Infamous MC / Skits In Pieces (2005, My Man Recordings) Illmindmuzik関連の作品やKazi『The Plague』にも参加していた、カリフォルニア州オークランド出身のMC、Infamous MCの記念すべきデビューアルバム。 12インチシングル「Attitudes」(2001)や「Th…

Stones Throw's Mail

・Stones Throw Records In 2005 Sa-Ra Creative Partners、Platinum Pied Pipers、The Rebirth、Jneiro Jarelなど、今年も様々なアーティストの記念すべきデビューアルバムが期待されていますが、同様に心の底から待ち遠しくて仕方がないStones Throwの3ア…

Jazzの車窓から

・Shamek Farrah And Folks/ La Dee La La (1980, Ra Records) (2004, Quadraphonic Sound Module) スピリチュアル/ブラック・ジャズ・ファンの間で人気の、Shamek Farrahの78年録音、80年発表の3rdアルバムの再発盤。 Shamek Farrahは、ニューヨーク出身の…

HipHopの車窓から

・Noah 23 / Jupiter Sajitarius (2004, 2nd rec) 生まれはミシシッピ州はナッチェス、育ちはカナダ・オンタリオ州グエルフの、Noah BrickleyことNoah 23の通算4(?)枚目となるアルバム。 過去のアルバムでもカナディアン・Bボーイの逸材的の作品を作っていた…

HipHopの車窓から

・General Electrics / Cliquety Kliqk (2004, Compost) QuanticことWill Holalandが‘Neptunesと一緒に居酒屋で乱ちきパーティーをしているThe Beatlesのよう’と例えた、RV(Herve Salters)ことGeneral Electricsの記念すべき1stフルアルバム。 RVは、60〜70…

Electronicaの車窓から

・Tied And Tickled Trio / Observing Systems (2003, Morr Music) ポストロックやエレクトロニカ、ジャズ、ダブまで飲み込んだTied And Tickled Trioの通算3枚目となるアルバム。リリースは、レペゼン・ベルリンのエレクトロニカ・レーベルMorr Musicから。…