・The Herbaliser / Take London (2005, Ninja Tune) Ninja Tuneが誇る、Jake WherryとOllie Teebaによるヒップホップ・ユニットThe Herbaliserの通算枚目となる約3年ぶりのアルバム Ninja Tuneのブレイクビーツ精神を牽引し続けるヒップホップ・ユニットThe…

・Philip Cohran and The Artistic Heritage Ensemble / On The Beach (1967, Zulu Records) 50〜70年代にSun Ra Arkestraの一員として参加していたPhilip Cohranが、自身のレーベルZulu Recordsに唯一の残した作品の再発盤。 Philip Cohranは、西アフリカを…

・Four Tet / Everything Ecstatics (2005, Domino) 前作『Rounds』以降フォークトロニカというメディアの声を吹き飛ばし、フリージャズやポスト・ロック、ヒップホップなど全てを呑み込んで放つ、ポスト・ロック・バンドFridgeの中核でもあるKieran Hebden…

・Stealpot / Mass Mess.Age (2005, Spirea) ポーランド国内外の良質な音楽を配給する同国のVivo Records傘下に置かれたレーベルSpirea第一弾アーティストStealpotのデビュー・アルバム。 「ポーランドの〜」と紹介はしているもののこのレーベル・アーティス…

・Pete Philly & Perquisite / Mindstate (2005, Unexpected Records) アムステルダムを拠点に置くヒップホップ/ニュー・ジャズ・レーベルUnexpected Recordsを主宰するDJ/プロデューサーPerquisiteと同地を中心に活動するMC Pete Phillyによるオランダのヒ…

・Sach / 5th Ave (2004, Afflatus Recordings) 西海岸のアンダーグラウンド・ヒップホップ・ユニットNonceの片割れであるNouka BasstypeことSachのソロ2作目となるアルバム。 Sachは、ヒップホップ・ファンなら知る人ぞ知るNonceというユニットで活動してい…

・Bebel Gilberto / Remixed (2005, Ziriguiboom/Crammed Discs) デビュー・アルバム『Tanto Tempo』で世界中のブラジル音楽ファンを魅了し、100万枚以上のセールスを記録し、前作『Bebel Gilberto』ではグラミー賞ノミネートを果たした、Joao Gilbertoを父…

・Horst Jankowski Studio Orchestra / Jankowskeynotes (1970, MPS) (2004, Universal Jazz Germany) ドイツはベルリンのピアニスト/作曲家/アレンジャーであるHorst Jankowskiが、10名のジャズ・アーティストと組んでHorst Jankowski Studio Orchestraとし…

・V.A. / Creole Love Calls (2001, Isma'a) フレンチ・カリビアン・シンガーRoland Brivalのリリースで知られるIsma'a Productionによる、60年代から70年代にリリースされた激レア音源コンピ。 本作はコンピ・タイトルの通り、フランス領西インド諸島を中心…

・V.A. / Jazz Bizniz 3 (2003, Counterpoint) ジャズ/ファンクの再発だけでなく、Fertile GroundやMarc Moulinなど良質ニュー・ジャズ/フュージョン・アーティストを輩出するイギリスのレーベル、Counterpoint Recordsの定番コンピの第3弾。 今日はジャズや…

・Maria Rita / Maria Rita (2003, WEA) ブラジル音楽史に残る天才アーティストElis Reginaの愛娘であり、Milton NascimentoやChico Pinheiroのアルバムに参加したことでデビュー前から注目を浴びていたMaria Ritaのデビューアルバム。 これも最近のお気に入…

・Alessandroni+Paul+Honesty / Tridem (2004, Crippled Dick Hot Wax) イタリア・サウンドトラック界の大御所Alessandro Alessandroniと最近ニュー・アルバムをリリースしたばかりのSonar Kolleltiv所属のエレクトロ・デュオSlope(Paul & Honesty)によるコ…

・Zuco 103 / Whaa ! (2005, Ziriguiboom) ブラジルはリオ出身の女性シンガーLilian Vieiraとオランダはアムステルダム出身のドラマー/コンポーザーStuv、ドイツはミュンヘン出身のキーボーディスト/コンポーザーStefan Schmidによる、オランダをベースに活…

・Camping / Suburban Shore (2004, Plug Research) 甘い歌声を持つドイツのアーティストHenning Fritzenwalderと、アメリカで共に活動するサウンド・クリエイターStephen GardnerとBen Bailesによるボサトロニカ・グループCampingのデビューアルバム。 最近…

・Juju / Chapter Two : Nia (1974, Strata-East) レア・グルーヴ・ファンにも人気のアフロ・ジャズ・ファンク・バンドOneness Of Jujuの前身Jujuの1974年発表のStrata-Eastからの2ndアルバム。 最近なかなかいいネタがないので今日はクラシック的ブツを。本…

・Jukka Eskola / Jukka Eskola (2005, Free Agent Records) Five Corners Quintet(以下FCQ)のトランペット奏者であり、NuSpirit HelsinkiやTeddy Rok 7、Quintessence、Jimi Tenor Groupとの客演でも知られるJukka Eskolaのデビュー・フル・アルバム。 北欧…

・Ricci Rucker / Fuga (2005, Alpha Pup) ターンテーブルをあくまで音楽・楽器のツールとして捉え、誰もが認めるスクラッチ・リズムキープ＆テクニックをもつ、Sound In Colorから中心にリリースする次世代ターンテーブリストRicci Ruckerのオリジナル・フ…

・Nobody / And Everything Else (2005, Plug Research) 今年のPrefuse 73の来日公演で密かにサポートDJとして客演していた、もじゃもじゃ頭のサイケデリック・ビート・マスターElvin EstelaことNobodyの2年ぶり通算3枚目となるアルバム。 前作『Pacific Dri…

・Ammon Contact / New Birth (2005, Ninja Tune) 今や誰もが認めるLAアンダーグラウンド・シーンの重鎮的プロデューサーCarlos NinoとFabian Ammon Alstonによるマシーン・ファンク・デュオ、Ammon Contactのニュー・アルバム。 昨年リリースされたスピリチ…

・Celso Fonseca / Rive Gauche Rio (2005, Ziriguiboom/Crammed Discs) デビュー・アルバム『Natural』(2003)でポストCaetano Velosoと称された、現代のブラジリアン・ミュージックを代表するリオデジャネイロ出身のシンガー・ソングライターCelso Fonseca…

・Bruno E. / Lovely Arthur (2004, Ether Records) Gilles Petersonがライナーノーツを書くほどベタ惚れするブラジリアン・プロデューサーBruno E.のアルバム。リリースは妻であるPatricia Marxも所属する、良質なクラブ・ミュージックをお届けするブラジル…

・Animal Collective / Prospect Hummer (2005, Fat Cat) 昨年リリースされた『Sung Tongs』でロック・ファンのみならず全音楽ファンに名を知らしめるように数々の賞賛の声を浴びた、Avey Tare、Panda Bear、Geologist、Deakenからなる次世代アヴァント・ロ…

・Beady Belle / Closer (2005, Jazzland) 作曲/作詞/アレンジ/プログラミング/レコーディング/プロデュースをこなす女性シンガーBeate LechとベーシストMarius Reksjoによるユニット、Beady Belleの2年ぶり通算3枚目となるアルバム。 Jazzlandの作品は個人…

・Kinny & Horne / Forgetting To Remember (2005, Tru Thoughts) ノルウェーのプロデューサーEspen Horneと、インドとジャマイカのハーフであるカナダ出身のヴォーカリストCaitlin Simpson(以下Kinny)によるユニットKinny & Horneのデビューアルバム。 Kinn…

・Claude Ciari And Batucada's Seven / Claude Ciari And Batucada's Seven (1970, Odeon/EMI) (2001, Dare Dare/Pulp Flavor) クラシック・ギターで知られるフランス人ギタリストClaude Ciariが、若かりし頃に録音したボサノヴァ・アルバム。 ムジカ・ロコ…

・Hannibal / Children Of The Fire (1974, Sunrise) (2005, Universal Sounds) Maulawiに続くUniversal Soundsからの今年2発目の再発は、トランペット奏者HannibalことMarvin Petersonが74年に自身による小さなレーベルに残した激レア盤。 Maulawiに続いて…

・Platinum Pied Pipers / Triple P (2005, Ubiquity) Slum Villageの創設者でもあるプロデューサー/サウンド・クリエイターWaajeedとキーボード・マスター/ギター・プレーヤーであるSaadiqによる、モダン・ヒップホップ＆ソウル・デュオPlatinum Pied Piper…

・Quantic Soul Orchestra / Pushin' On (2005, Tru Thoughts/Ubiquity) Will HollandことQuantic率いる生ディープ・ファンク・バンドQuantic Soul Orchestra(以下QSO)の2ndアルバム。 前作『Stampede』は、先行でリリースされた4 Heroのカバー「Hold It Dow…

・The Funky Lowlives / Somewhere Else Is Here (2005, Outer Recordings) Gary DanksとJonathan Whitehouseによるダウンテンポ・デュオの3年ぶりとなる2ndアルバム(リミックスアルバムを合わせると通算3枚目)。 The Funky Lowlivesは98年にロンドンはソー…

・Triste Janero / Meet Triste Janero (1968, White Whale) (2003, Rev-Ola) テキサスはダラスを中心に活動していたソフトロック〜ブラジリアン・グループ、Triste Janeroが唯一68年に録音/発表していた超希少盤の正規再発盤。 ムジカロコムンドやサバービ…