HipHopの車窓から

・Nairobi's Rednose Distrikt / Kilio Cha Haki (A Cry For Justice)
　(2004, Up To You Too)
　すいません、久々にさぼってしまいました。といっても理由がありまして、重度の風邪にかかっていました。しかも賞味期限切れのサンドウィッチを食べてせいか、腹痛、下痢、嘔吐も起こってもう死にそうでした。。とりあえず復活したのでたまった分を更新したいと思います。
　Rush Hourのストア・ホームページでチェックして欲しくなり、でも日本のWebショップでは見付からないなーと思っていたら、レコファンにて残り一枚のところをゲット！と有頂天になっていたら、年末のリミックス誌にレコメンされてたせいか、いつの間にかいろんなところでも入荷してたみたいですね。マソウさん紹介済(id:ecrn:20041230)。
　24ページにも及ぶ歌詞付きブックレットが付いていたので、略歴などを述べていきたいのですが、知らない用語やアーティストが多い！ってことで少し短めに。本作は、ケニア・ナイロビはイーストランド地区のゲットーで活動するラッパーたちとRednose Distrikt、アメリカの女性ラッパーによるコラボ・アルバムで、彼らの生活や彼らが日頃面する、貧困から来る犯罪や薬、エイズ、政治的堕落について歌っているそうな。音のほうは、Rednose Distriktが手掛けてるというだけあって、彼らの特徴であるスムースなダウンビートをよりヒップホップにした、Ummahのような心地よいトラックを基調とし、歌詞の内容が反映されたドープなトラックや、ピースフル＆ソウルフルな歌ものも聴かせてくれます。ネイティヴなラップですが、違和感なく聴けるのでRednose Distrikt好きは是非。

【関連サイト】
http://www.kiliochahaki.com/
http://www.uptoyoutoo.com
【試聴】
http://www.sternsmusic.com/disk_info/UP2U0001