Brazilianの車窓から


Agustin Pereyra Lucena / Ese Dia Va A Llegar
 (1975, Cabal)
 (2004, Celeste)

 以前にも紹介したアルゼンチン生まれの天才ソングライター/ギタリストAgustin Pereyra Lucenaの75年録音の通算4枚目となるアルバム。
 『La Rana』があまりに良かったのでまた買ってしまいました。というより、全部集めよーと思いCDショップに行ったのですが、そんな一度に買い占めるようなお金もなかったので、美しい風景のこのジャケットに惹かれ本作の購入にいたりました。本作は、上記の作品と同様に彼の独特のメロウな哀愁メロディ全開ではあるものの、今回は更にエレピやフルート、サックスなどが使われているためか、ジャジーな雰囲気が漂うボサノヴァといった感じに仕上がっています。クールなスローテンポのサンバ・アレンジが気持ちいい「Pocas Esperanzas」[M-3]、LauraとPereyraのスキャットが絡む、ジャケットの美しい風景に静かに響いていくような透明感のあるJoao Donatoカバー「Amazonas」[M-5]がオススメです。きっと一度聴いたらこの人のメロディはやみつきになりますよ。是非。

【関連サイト&試聴】
http://www.clst.jp/
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