Brazilianの車窓から

・Seu Jorge / Carolina
　(2002, Mr Bongo)
　90年代末のブラジル・ポップ・シーンを賑わしたブラジリアン・ファンク・バンドFarofa CariocaのヴォーカリストSeu Jorgeの1stソロ作。まもなく2ndもリリースされるとのことで今日はこの一枚を。
　この盤は2001年にブラジル国内でリリースされた『Samba Esporte Fino』と同内容で、ジャケットを新装したもの。プロデューサーは、Beastie Boysで知られるMario Caldato。最近は『Moro No Brasil』や『City Of God』、今年日本公開予定のディズニー配給『The Life Aquatic』に出演と、俳優活動も活発に行っている彼ですが、Carolina Joao NogueiraやJorge Benといったブラジリアン・ポピュラー・ミュージックの偉人たちも認める、その音楽面で才能も忘れてはなりません。アコースティックギターやパーカッションを多用したサンバ、ボッサ・サウンドを基調に、ファンクやソウル、レゲエ、そしてフューチャリスティックなクラブ・サウンドまで、幅広いサウンドのブラジリアン・ソウルを聴かせてくれます。Jorge Benのカバーも収録。

【関連サイト】
http://www.seujorge.com/
http://www.mrbongo.com/Seu_Jorge.196.0.html
【試聴】
http://www.icd.com.br/aol/album.asp?id=791