Brazilianの車窓から
・Isabelle Audret / La Chanson D'orphee
(1971, Disques Meys)
(2001, L'Arome)
24歳のときに出した「Un Premier Amour」でEurovision Contestに入賞したことをきっかけに成功の道を歩んでいった、フレンチ・ブラジリアン・シンガーIsabelle Aubret(イザベル・オーブレ)の71年録音・発表の復刻盤。再発リリースはブラジリアン名コンピ『Brazilissimo』でおなじみのL'Aromeから。
Isabelle Aubretは小さい頃から歌手になることを思い描いていた、日仏シャンソン協会も認めるシャンソン歌手(らしい)。また、彼女はけっこうな作品をリリースしている人みたいで、この盤はその中でSergio Mendesの代表曲「Mas Que Nada」のフランス語カバー「La Ville Est La」が収録されているものとして有名らしく、おしとやかで透き通るような落ち着いた感のある大人な歌声を聴かせてくれます。音のほうは、アコースティックギターとピアノ、パーカッション中心のフレンチ・ボッサ/ブラジリアン・サウンドで、昔のおフランス映画や当時の時代感や空気が伝わってきそうな雰囲気が漂っている作品となっています。
【関連サイト】
http://www.isabelle-aubret.com
【試聴】
http://www.disquesdessinee.com/sound/reissue/isabelle_aubret_re.rm