Brazilianの車窓から
・Azymuth / Brazilian Soul
(2004, Far Out)
誰もが認める世界ナンバー1ブラジリアン・フュージョン・グループAzymuthの、デビュー30周年を記念した待望のオリジナル・アルバム。リリースは良質なブラジリアン・クロスオーバーなどを聴かせてくれる、Joe Davis主宰Far Outから。
Azymuthのアルバムは正直一枚しか持っていないので、私が語れることなどほとんどないのですが、唯一持っている昔の作品に比べるとエレクトロニクスやレコーディングの技術がアップしたせいか、70〜80年代に見られたポコポコのドラムがしっかりと現代風の空気を出していて、昨今のフロアでかかるようなクロスオーバー・ミュージックで見事に現在進行形のブラジリアン・サウンドとなっています。それはAzymuthのブロークン気味なドラムとベルトラミの美しいエレピだけは変わらないからしっくりくるのでしょうね。もちろん、あの爽快でスウィートな歌声も健在でボッサやメロウ・サウダージ・チューンは最高に気持ちいいです。ゲストにはRoberto Menescal, Fabiola, Emilio Santiago,Marcio Lottが参加。やっぱ最高です。
【試聴】
http://www.groovedis.com/lp/azymuth/braziliansoul/braziliansoul.asp