Electronicaの車窓から
・Pedro / Fear & Resilience Remixes
(2004, Melodic)
ロンドンをベースに活動する26歳の新鋭クリエイター、James RutledgeことPedroのデビューアルバム『Pedro LP』に収録された「Fear & Resilience」のリミックス集。
PedroはFour TetやPrefuse 73、Daedelusなどに続く、ポスト・エレクトロニカ・アーティストといってもいい新人アーティストで、Twisted NreveからリリースするDOTのメンバーでもあるそう。クラシック、ジャズ、2ステップ、早期エレクトロミュージックに影響を受けたという彼のサウンドは、サイケデリックにレイヤードされた、アコースティックなサウンドを中心としたフォークトロニカ的ヒップホップ/ダウンテンポで、今後の飛躍ぶりが大変楽しみなアーティストとして期待されているとか。そのデビューアルバムで見初められたかは不明ですが、2003年にリリースされた、The PastelsによるDavid Mackenzieの映画のために作られた『The Last Wilderness』に参加し、John McEntireともコラボすることになったそうです。確かにクレジットを見たら彼の名前がありました。本作はその『Pedro LP』の中でも特に気鋭で一際耳の残ったトラック「Fear & Resilience」をPrefuse 73、Cherrystones、Danger Mouse、Home Sillet、Four Tetといった豪華な面々がリミックスしていて、また新たに素晴らしい曲に生まれ変わってしまっています。
【関連サイト】
http://www.melodic.co.uk/index_fr.html?/
【試聴】
http://www.boomkat.com/item.cfm?id=15531