Soul/Funkの車窓から


The Rebirth / This Journey In
 (2005, Kajmere)

 『Rewind! 4』に収録されたThe Might Rydersのカバー「Evil Vibrations」でGilles Peterson“Worldwide Awards 2004”のソング・オブ・イヤーに選ばれるなど、シングルやコンピなどでデビュー前から既に話題沸騰だったファンク・セプテットThe Rebirthのデビューアルバム。
 マソウさんとこでも記されていましたが、向こうでは発売しているのに日本では全く見付からないのでどういうことなんだろーと思っていたら、AmazonHMV(前まで輸入LPのみでしたがCDも5/28に日本盤発売予定)でいつの間にか扱っていました。The RebirthはBreakestraのキーボーディストLoslitoとパーカッショニストRaul Gonzalezを中心に結成された、LAを拠点に置く7人編成のファンク/ジャズ・バンド。「従来のソウル、ヒップホップ、ジャズ、ファンクといった要素をブレンドした彼らのオーガニックなサウンドは、Earth, Wind & Fire、Ramp、Pleasure、Rotary Connection、Side Effect、Roy Ayersといったクラシカルなソウル・バンドを復活させる」と、自身のサイトにも記されているようにそういった過去の音楽たちが備えていた本質を大切にし、フューチャリスティックなジャズ・ファンクを披露していて、シングル曲はもちろん、ブラジリアン・ファンク「Talking Me Down」[M-6]など良質の曲揃いのアルバムとなっています。

【関連サイト】
http://www.kajmeresound.com/
http://www.therebirthlive.com/
【試聴】
http://www.ifmusic.co.uk/catalog/product.php?products_id=2657