Rock/Folkの車窓から


Joe & Bing / Daybreak
 (1971, ?)
 (2004, Rev-Ola)

 Best Of Friends名義でも知られるアメリカの兄弟フォーク・デュオJoe and Bingの1stアルバムの再発盤。
 地元のレコード・ショップでずっと気になっていたCDをようやく購入。この作品、全く試聴したことなかったのですが、このジャケット写真とEumir Deodatoプロデュースによるフォーク・デュオということできっと素晴らしいんだろうなあーと思ってましたが、その予想は見事に当たりました。調べると、オリジナルはコアなソフトロック/フォーク・ファンにとってはヨダレもののレア盤らしく、また彼ら二人以外にもその手の音楽ファンにとっては豪華なゲストがバックアップしているとかで、どうやら隠れた名盤みたいです。音の方はというと、アコースティックギターを中心にピアノやフルート、パーカッション、ホーンセクションなどを絡ませた60年代を思わせるようなフォーキー・ポップといった感じで、ソウルやボサノヴァ、ソフトロック、サイケなど全てを呑み込んだよな、Eumir Deodatoのブラジリアンな雰囲気を感じさせる朗らかなアレンジがとても心地良いアルバムです。避暑地への旅行のお供には最適なんではないかなと思います。

【関連サイト&試聴】
http://www.joeandbing.com/
http://www.cherryred.co.uk/revola/artists/joeandbingcrrev80.htm
http://www.arch-records.com/stkfretop.html
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