Latin Jazzの車窓から


Sabu Martinez / Jazz Espagnole
 (1961, Alegre)

 名実共に誰もが認める名ジャズ・パーカッション奏者、Sabu Martinezが1961年に発表したラテンジャズ史上に残る大名盤。
 最近のジメジメした空気を吹き飛ばしたいということで最近またよく聴いている一枚。といっても恥ずかしながらこの人に出会ったのは今年になってで、地元のレコード・ショップの店員に薦められて知りました。最初聴かされた『Afro Temple』はあまりにも凄すぎる呪術的なパーカッションの洪水にひいてしまったのですが、この作品はもろツボに入りちょくちょく聴いている作品です。疾走するパーカッションのリズムやエキゾチックなラテン調のサックス、アップテンポで軽快なピアノ・リフが全編的に施されていて、サンバやアフロ・キューバンといった要素も含まれたラテン・ジャズ・アルバム。レゲエやブラジル音楽もいいですが、今年の夏はラテンジャズにトライしてみるのもいいのではないでしょうか。ホント大好きな一枚です。Dizzy GillespieHorace Silverのカバー収録。

【【Personnel】】
Sabu Martinez : Leader, Conga
RLouie amirez : Percussion
Ernie Newsum : Percussion
Marty Sheller : Trumpet
Bobby Porcelli : Alto Sax
Arty Jenkins : Piano
Bill Salter : Bass

【試聴】
http://www.tunes.co.uk/tunes/featured/8583.htm