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・Eric Roberson / Appetizer
(2005, Blue Erro Soul)
昨今の男性ソウル・シンガー/ソングライターの中でも随一のトラックメイキング・センスを誇るといってもいい、ネオ・フィリーの貴公子Eric Robersonの待望の新作オリジナルアルバム。
今年、新曲を追加した幻のデビューアルバムを再発リリースしたばかりのEric Robersonですが、早くも新作をドロップいたしました。アルバム全体としては、Osunladeらプロデューサーを迎えた『The Vault Vol.1.5』には劣りますが、フロア映えしそうなトラック揃い。それもそのはずで、今作はヒップホップ方面とも積極的に絡みのあるFloetryのMarsha Ambrosius、Raheem DeVaughn、来年初頭のデビューアルバムが待たれるV.がゲスト参加。あ、そういえばEric Roberson自身も今年、Kev BrownやJ.Rawlsといったヒップホップ勢の作品に参加していましたね。流麗なエレピ・ループがたまらない「N2U」[M-1]や、ヒップホップ・ビートとATOJ臭しまくりの心の琴線に触れるギター＆キーボード・ループがカッコ良すぎの「What I Gotta Do?」[M-2]、DJ Jazzy Jeff『The Magnificent』収録曲再演の「For Da Love Of Da Game」[M-10]はホント格別です。
