Nu Jazzの車窓から
・Mo' Horizons / Remember Tomorrow
(2001, Stereo Deluxe)
The Funky Lowlives「Irreplaceable」のリリースでけっこう気になってたドイツのラウンジ/ブレイクビーツ系レーベルStereo Deluxe所属のMo' Horizonsの2ndアルバム『Remember Tomorrow』。
Mo' Horizonsはプロデューサー/DJのRalf DroesemeyerとMark ‘Foh’ Wetzlerによるサンバやボサノヴァを基調としたクラブジャズユニット。いちおうユニットなんですが各楽器ごとにアーティストを招いて、ドラム以外は生演奏してるみたいです。他にもラテン、ジャズ、ソウル、アフロ、ファンク、ダブなど様々な音楽の要素を取り入れ、一味違うワールドワイドでキャッチーなクラブジャズを聴かせてくれます。それらの音楽がただでさえ最高に気持ちいいのに、パーカッションと同時に自然の音を入れるとこなんかもさらに意識した感じで憎いですね、このっ。
アップテンポのピアノのリフがめちゃかっこいいボッサジャズ「bosshannover」[M-2]やホーンセクションとオルガンがファンキーなブラジリアンジャズでRay Charlesの名曲カバーでもある「Hit The Road Jack」[M-6]、がらりと風貌を変えエレクトロなギュルギュルシンセとブリブリのベースがのる激グルーヴィーなブレイクビーツ「Alive Tonight」[M-12]が特にオススメなんですが、全曲様々な要素が含まれてるのでアルバム通して楽しめます。ホント聴いてて楽しいです。
それにしても相変わらず私はこういうのに弱いです。。かっこよさに気持ち良さがプラスされるともう最高ですね。Mr. ScruffやQuanticが好きな人には是非ともオススメしたい作品です。
