Jazz Funkの車窓から

IziphoZam2005-01-17

Leroy Vinnegar / The Kid
 (1974, ?)
 (2005, Q-Tape)

 ‘ザ・ウォーカー’という異名を持つ、ウォーキング・ベースのキングとして知られ、また歴史的名盤U.N.K.L.E.『Psyence Fiction』収録の「Unreal」の元ネタ「Reservation」が収録されている、Leroy Vinnegarの74年録音作の再発。リリースは、昨年のSmoke(id:IziphoZam:20041029)も評判の良かったフランスのQ-Tapeから。
 Leroy Vinnegarという方についての詳細は全くもって知らないのですが、Stan GetzSonny Rollins、Les Mc Cann、Eddie Harrisなどのサイドマンとして高名らしく、上述の紹介文のように独特のサウンドを奏でるダブルベース・プレイヤーらしいです。本作は、ムーグ・シンセを多用していて、細かく切分されたギターを中心とした音がとても独特で、コズミックでサイケデリック、そしてポップでメロウな曲まで幅広く聴かせてくれるジャズ・ファンクに仕上がっています。YNQ関連の作品が好きな人はかなり気に入る作品だと思います。これはホントかっこいいっす。レコード・オンリー。

【試聴】
http://www.soulseduction.com/common/item_detail.php?ItemCode=B179591