Soul/Funkの車窓から


Soul Toronados / The Complete Recordings
 (2005, Jazzman)

 レアな7インチを再発するJazzmanからの久々のCDリリースは、Soul Tornadosなるファンクバンドが当時10代の頃に一夜のセッションでレコーディングしたレアな3枚の7インチと、ボーナストラックとしてライブ音源1曲をコンパイルしたもの。 
 Soul Tornadosの中核でもあるHeller兄弟は、幼い頃からオハイオ州はアクロンにて共にオルガン、ドラムを演奏していたらしく、サーカスの劇団のように各地を転々と旅しながら音楽活動をする一家に育ったとか。そんなこともあって当時のスクールメイツであった2名と本バンドを結成し、まだ若かりし10代であった1969年に地元のプロデューサーなどに認められ録音されたみたいです。実際の曲を聴けば納得です。私はこの手の音楽に対してまだまだ耳が肥えていない未熟者ですが、とても10代の子たちがレコーディングしたものとは思えないくらいかっこいいです。特にボーナストラックとして収録されているJames Brownのカバー「Superbad」[M-7]はサイケデリックな空気が漂いまくっていて素晴らしくかっこいいです。

【関連サイト&試聴】
http://www.jazzmanrecords.co.uk/asp/product.asp?recorprod=1&product=260&cat=55&ph=&keywords=&recor=1&SearchFor=&PT_ID=1