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・Aquarius / Aquarius
(1976, Continental)
(2002, Dear Heart)
ブラジル音楽界きっての名コーラス・アレンジャーRaymundo BittencourtがプロデュースしたAquariusの、通算2枚目となるアルバム。
最近先輩に教えてもらった、ブラジリアン・レア・グルーヴにおける最重要コーラス・アレンジャー/プロデューサーRaymundo Bittencourtにメロメロなのですが、本作はまさしくコーラスワークに重点を置かれたような内容で、その中で最も気に入ってる作品。スキャットがふんだんに吹き込まれたポップなサウンドとは少し異なって、流麗なエレピやアコギ、スムースなベースラインなどから創出される空気に、自然と溶けていってしまいそうな男女混声のハーモニーがあまりにも美しすぎる、ジャジーなメロウ・グルーヴといった感じ。ライナーにも書いてありましたが、まさしく持つに値するレコード/CDだと思います。Alexander Barckもミックステープに用いた「So Tem Lugar Pra Voce」[M-1]はやはり最高。
【試聴】
http://www.dearheart.net/cont/cd/aqua.htm
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=144752